富士山の南西側に大きく口を開けた　宝永山の火口の中へとご案内するコース。

富士山の三大噴火のひとつに数えられる宝永火山の火口の底は荒涼とした風景。

富士山の表口登山道「富士宮口」の五合目までは快適なドライブコース。

４つの富士登山道の内、最も標高の高い富士宮口五合目から歩きます。

幕末に富士山に初めて登った外国人ラザフォード・オールコックもこの登山道からスタート。

2015年にNHKの「ブラタモリ」でタモリさんが一度は来てみたかったと放映され一躍脚光を浴びた。

五合目から六合目まで、緩やかな登山道をミニ富士登山気分を味わって頂きます。

六合目からは、ほぼ平坦な山道を歩いて30分。突然現れるクレーターの大迫力！！

宝永火口の底に下りると、そこは正に地球とは思えない光景が広がる。

クレーターの底でのランチタイムは、富士山の懐に抱かれた非日常のひと時を過ごせます。

眼下には駿河湾と相模湾、右に三保の松原、左に伊豆半島を望む絶景が。

晴れていれば雲海の間から下界の街並みや駿河湾を見下ろす快適雲上トレッキング。

富士山の森林限界の上を歩き、帰りは森林限界の森の中を歩きます。

宝永山の山頂は赤岩と呼ばれ、マントヒヒの横顔に似ていませんか？

宝永火口のクレーターでのランチタイムの後、冨士名物の砂礫の道を下りてきます。

2008年に皇太子殿下がこのルートを利用して富士登山をされました。

富士山頂の火口より大きいと言われる宝永火口の中に入ります。

風雪により曲がりくねったカラマツと溶岩の美しいコントラスをお楽しみ下さい。

五合目を横にトレッキングするだけのこのコースはお子様から年配者までお勧め。

お帰りは高山植物を見ながら森林限界の遊歩道を戻って来ます。